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リティ再び vsアビスパ福岡(天皇杯4回戦)
かつて横浜FCの監督をしていたピエール・リトバルスキーです。神戸の監督候補にもその名が上がりオーストラリアの監督をしていたと思ったら、再び日本に帰って来てアビスパ福岡の監督に就任しました。以前に京都vs横浜FCの試合を観た時、CBのスティーブン・トゥイードが試合序盤からFWの位置に上がっていて、まるで本来のFWのようで得点もしていました。この時は臼井幸平と森勇介というサイドの選手の活躍もあり、新鮮で緊張感のある好試合となりましたが、森の退場でゲームプランが狂った京都が崩れてしまいました。あのリティか、変わったんだろうな、なんて思っていたのですがあまり変わっていませんでした。
何かあるだろうなと思ったら試合序盤から長野が上がりっ放しです。神戸の選手はこれに戸惑い対応が遅れがちになります。特にMFはどうしていいのかわからない状態で、じりじりと下がってしまい、長野はある時は前からプレスをかけ奪いに行きます。リティの意表をついた作戦はある程度の成功を収めたと言ってもいいでしょうし、いかにもリティがやりそうなことなので、この点については神戸側スタッフのスカウティングが疎かだったとしか言いようがありません。ただこの作戦は先制しないと意味がないし、中盤でボールをうまく散らされて早い展開でカウンターを喰らったら非常に危険です。

例えばリティが横浜FCでの最後の試合となった天皇杯vsガンバ@愛媛陸上では、ガンバのMFからのバラエティ豊かなパスにより、手薄になった守備を察知し大黒が多彩なポジションからシュートを連発し、シュートの数=ゴール数じゃないかと思える惨禍を招きました。結果として大黒ひとりに5得点、しかも途中交代するまでの20数分の間にやりたい放題でした。この時と今回の違いは中盤の落ち着きの差と言えるかもしれません。こういう監督やチームもあるということで勉強になったでしょうが、あまりないものであることは確かです。

後半早々の嘉人のゴールに続きゲームの流れを大きく変えたのは朴康造です。スランプに決別を告げるような得点は感動的でした。特に前半は蹴っては押し込まれるという場面ばかりだったので、それにつられてじりじりと下がってしまったところに投入され前線での動きを活性化しました。しかもあのループです。私はループフェチと言ってもいいので、名古屋戦での嘉人、柏戦でのレアンドロ、そして今回の朴康造といい感じのループシュートが決まっているのはとてもうれしいものでした。
| 蹴球・神戸 | 21:48 | comments(0) | trackbacks(0) | Posted by ミカエル・Y・しんぢ









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